人としての成熟への道は
苦難のふりをして顕れるから
試練に見せかけて降りかかるから
出来事の表面上の体裁に惑わされないように
人として成熟の道を
わずか少しずつでも良いから
登り続けることをやめないように
辛いからといって腐りかけても腐り切らず
魂の精気を取り戻すように
苦しいからといって心が黒くなりかけても
心を掃き清め透明に戻すように
何かを間違え失敗し自己を改めるだけでなく
人の弱さを理解するための糧とするように
誰かが間違え失敗しても
全て許し祝福を贈る努力を絶やさないように
人に助けられるより先に
見返りなく人を助けるように
人を助けた事は忘れ
人に助けられた恩は決して忘れないように
善悪で判断するのではなく
自分の心の声によくよく耳を澄ますように
この一生で明らかにしたい唯一の真実は何か
自分に問い続け求め続けて生き通すように
刺激から離れたくてポストを閉じ
一人になることを選んだのに
不安に堪らなくなることもあるけれど
今は傷付いた自分を守らないといけないから
今日は門前払い覚悟で社会援護課を訪ね
異例のお願いを
月曜は東京家裁で別件が始まります
どちらも自分が蒔いた種ではないのですが
関わりある故に
放っておくわけにはいかなくて
私の2024年はこれまでに溜まってきた澱を
きれいに流し去る年なのかもしれません
背負ってきた家族への責任も
ひとつふたつとおろし始めています
これは私の人生です
私が私の手で動かす人生
最近理解したのは
気遣ったりアドバイスしたり
力を貸してくれる人が大勢いても
人生の決定打の一つ一つは
自らが打たなければいけないと言う事
自分の為であろうと他者の為であろうと
それは代わりありません
未来の私がどこで何をしているか
まだ分からないのですが
今は、粛々と今やるべき事を
第一志望の桜が見事に咲きましたよ
手続きを全て済ませ
必要なものを買い揃え
安堵で心底、胸を撫で下ろしています
幼い頃から強烈な個性を帯びているばかりに
その将来が心配でたまらなかった倅を
自分の力で生きていける境界線を超える所まで
無事に送り出すことは
自分に課してきた大きな目標であり、
ありふれた日常の躾から何から何まで
倅に働きかける上での全ての基準でした
ここまで来れば、
万が一ひとりになっても
何かしら自力で生きて行く方法はあるからね
こんな準備をしているし
こんな方法もあるからと説明しても
半分くらいしか真面目には聞いていない倅
記憶に残る程度で良いのです
母一人、
勝手な哀愁に浸っているだけのこと
いつかはなくなるものだと
いつかこの手を離れて行くものだと
精一杯愛してきただけのこと
。。。。。。。。。。
自らを顧みず大切な人のために
何がどうなろうとも
これだけは必ず果たそうと傾け続けた
私の切なる想い
木々に囲まれるや否や、
大いなるものに
これまでの間違いが
許されたような錯覚に陥って
両の目がジンワリと滲んでる
毎度毎度怒ってばかりを謝りたくて
穏やかに、冷静に
気持ちを伝えるべきでした
怒って物事が納まっても悲しいだけ
お互いに最後は気分良く
納得できる話し合いを
文を寄せるのは
想像以上に楽しかったです
それでも日常や時間に追い立てられる中
私にとってはかなり過酷な仕事で
密かにぶっ倒れながら
何とかこなしていました
日常の急変も大変厳しく
あれ以上を求められるのは無理でした
反省してるけど
それでもやっぱり
今はひとりでいたい
刺激から離れて心身を労らないと
日常を乗りこなせないのです
気が済むまでひとりでいることを
この木々のように
許して欲しいのです
言葉を重ねれば重ねるほど
関係が悪化していく時は
思い切って、距離を取るのが良いでしょう。
お互い冷静になるべき時機かもしれませんし
それぞれ別のステージで活躍する時期へと誘う
暗示なのかもしれません。
未来というのは分からないものです。
昔、クレーム担当で
脂汗が出るほど苦労した経験や得た知識が
今、巻き込まれているトラブルへの対処に
思いがけず役立った。
苦境に追い込まれて職を失った時期が
実はより良い仕事を得る
絶妙なタイミングであったことが後に判明する。
そのような事も起こり得ます。
過去の出来事の本当の意味が
その先の未来で明らかになるのは
突然、
暗い夜空に大きな花火が打ち上がるように
驚きのあるものです。
ひとつひとつの出来事を「点」で捉えて
一喜一憂するのではなく
これまでとこれからを「線」で見つめ、
その時その時の最善と努力を尽くし
善意と親切心、内観と内省、改善を行い
感情を素直に感じ切る
運命を捻じ曲げず、委ねる
そのようにして過ごすことで
人生の素晴らしさを味わえるでしょう。
未来は分からないから素晴らしいのです。
自らのひとつひとつの行動が
未来を創るから、面白いのです。
