Yumekoの花癒し

花との暮らし 花とポエム ショートエッセイ ほんわか日記 豊かな心よ花開け!

2024-01-01から1年間の記事一覧

凪の海

ありとあらゆる ネガティヴな感情から離れ至った凪の海 貴方もそこに居ますか 日常のほんの一部にでも 凪の海に揺蕩えば やがて おだやかに現実を見つめる私達に舞い戻り 荒れ狂う波間の小舟にしがみつくために 使っていたエネルギーを もっと有益に活かせる…

大きな植木鉢に植え替えれば

先日、 ギボウシ達が芽吹こうとしているのを見つけ、 慌ててそのうちの一つを 大きな植木鉢に植え替えました。 同じ時に我が家に迎えた二株のギボウシ。 大きな植木鉢のギボウシは 上品な藤色の花を咲かせたのですが、 小さな植木鉢のギボウシは ツボミを付…

車内一面空色だった丸の内線

tsumura.co.jpより 一昨日の丸の内線車内は 「完璧にできないのが当たり前。」 「何でも一人でなんとかしようとしない。」 「周りに頼ることと自分を労わることを覚えてみよう。」 といったキャッチコピーが書かれた 空色の車内広告が一面に貼られていました…

他愛ない日常「日比谷公園」

東京生まれの東京育ち(とは言え、練馬区)で この年齢にして、お恥ずかしながら初めて チラッと日比谷公園に足を踏み入れましたよ! こちらの「自由の鐘」は、 1776年アメリカで独立宣言の署名をされた時に 打ち鳴らされた鐘の複製なんだとか。 なかなかの趣…

昨日の出来事

昨日はオーブンで松風焼きを作りました 鶏ひき肉を味噌、醤油、生姜などで味付けして ゴマをトッピングした 和風ハンバーグのような食べ物 保育園給食の人気メニューだったり 正月料理にも登場します 美味しく仕上がりました! これは四人分なので切り分けて…

愛の未熟児

生まれて初めて愛の本質に目覚め 「愛」とは何か 言葉で表現するのを試みた或の日に紡いだのは 「愛」とは想う気持ち。 その対象が人であれ、物であれ 想いを注ぐことが「愛」 「愛」とは時に不完全で頼りなく 情けなくもあり 「愛」とは時に己の弱さや痛み…

許せた後に

許せた後に その関係を続けるかどうか 選ぶ自由が得られます 許す気持ちに包まれて一緒に居るか 許した上でそっと離れるか 関係性の選び方は 自分らしく心地よく居られるかどうか お互いに幸せかどうか お互いを大切にして尊重できるかどうか 許した後に再び…

一番大切にするのは自分

フワリ フワリと こころが空を飛んで行くよ 自由は どれほど心を軽くすることか 極限まで自分を抑えて 相手に合わせようとすることを通して 一番大切にするのは自分でなければ ならないことを学びました 許せないのでもなく 水に流せないのでもなく 想いや努…

自分の為の「人生を豊かに乗り越える心戒十訓」

人としての成熟への道は 苦難のふりをして顕れるから 試練に見せかけて降りかかるから 出来事の表面上の体裁に惑わされないように 人として成熟の道を わずか少しずつでも良いから 登り続けることをやめないように 辛いからといって腐りかけても腐り切らず …

人生の決定打

刺激から離れたくてポストを閉じ 一人になることを選んだのに 不安に堪らなくなることもあるけれど 今は傷付いた自分を守らないといけないから 今日は門前払い覚悟で社会援護課を訪ね 異例のお願いを 月曜は東京家裁で別件が始まります どちらも自分が蒔いた…

母の哀愁

第一志望の桜が見事に咲きましたよ 手続きを全て済ませ 必要なものを買い揃え 安堵で心底、胸を撫で下ろしています 幼い頃から強烈な個性を帯びているばかりに その将来が心配でたまらなかった倅を 自分の力で生きていける境界線を超える所まで 無事に送り出…

木々の許し

木々に囲まれるや否や、 大いなるものに これまでの間違いが 許されたような錯覚に陥って 両の目がジンワリと滲んでる 毎度毎度怒ってばかりを謝りたくて 穏やかに、冷静に 気持ちを伝えるべきでした 怒って物事が納まっても悲しいだけ お互いに最後は気分良…

ジャスミン

寝室に立ち込める優しいジャスミンの香り ふわり ふわりと 寝室をぬけだし 階段をすべり降り 主人の帰りを癒そうとして待ち侘びる 日にち薬とよく言うけれど それは 刺激から自己を切り離して それぞれが己の世界観に埋没し 癒され、回復してゆくプロセス 己…

夢のまた次の夢

夢のまた次の夢があったの 一つ目の夢が実現しなくても 叶えられるかもしれない次の夢 それは、 人と人を繋いで 宝物を活かすこと マネタイズさせること 一つ目の夢は叶わなくていい 次の夢は叶って欲しい 頑張っている人に 幸せになって欲しいから だけど、…

「点」と「線」

言葉を重ねれば重ねるほど 関係が悪化していく時は 思い切って、距離を取るのが良いでしょう。 お互い冷静になるべき時機かもしれませんし それぞれ別のステージで活躍する時期へと誘う 暗示なのかもしれません。 未来というのは分からないものです。 昔、ク…

私は、私。

守るべき人達は力の限り守るし エレベータートークで人を和ませるのも好き 見知らぬ人へも親切はさりげなく そういう私を、これからも。 誰にでも長所と欠点があるから 良し悪しで人を判断しない 人の間違いよりも その裏にある痛みや悲しみを理解する 相手…

困った時にこそ分かること

自分が本当に困っている時に 相手がどの様な態度を取るかで その関係性の価値が見えてくるもの そこに良きものを期待するのではなく 関係性の実態が浮き上がるのを 静かに観察しましょう 困難を乗り越えるのは自分自身です その上で、 相手との距離感や接し…

砂山作り

過去から未来へと続く砂浜 貴方と私 二人しゃがんで砂山作り 頭に砂をかぶるのも構わずに お腹が減るのもとうに忘れて 太陽は飽くことなく砂浜の 遥か上を横断し 月も星も繰り返し 砂浜から昇り砂浜に沈む 昼も夜も構わずに 春も夏も秋も冬も何遍も何遍も巡…

ここぞという時

冬の間、小さなつぼみを 少しずつ少しずつ成長させていった沈丁花は ここぞという時に至り、 花開き始めました 紅色のつぼみが白い花と咲く不思議に 想いを馳せつつ過ごす長い冬 沈丁花は粛々と準備を重ね ついに、 花としての華やぎの意思を示したのです 春…

未熟だからこそ考えてみたこと

一度、心を定めて腹を括って やってみようと決めたのにダメになったのは あらゆる面で自信がなかったから 定めた気持ちが中途半端で 腑に落とし切れてなかったから 周囲の人や状況に流され影響されて 自分が見えなくなってたから 前向きになることを忘れてし…

花付きを良くしたいなら

花付きを良くしたいなら 植物を日当たりの良い場所に置きましょう 日光がよく当たるほど光合成が盛んになり 沢山の花を咲かせます これは人にも当てはまります。 たくさん笑いたいなら 温かな気分になれる環境を作りましょう 明るい雰囲気が笑顔を咲かせ さ…

幸せは種

幸せって、目に見えないけれど 種の形をしているらしいよ あなたが「しあわせだなぁ」と感じると ハートから種がポロンと 大地に落ちるんだって 日常にすわって幸せを感じてると あなたのまわりに 幸せが生んだ種がこぼれ落ちていって ささやかな庭をこしる…

信頼関係

ささやかな歌を謳ってみた老婆の心に 少しずつ色とリズムが戻り始めているようで メガネを新調し直したかのように 老婆にとっての物事の見え方が 変化していっています これまでの間夢について 毎日のように語り合ってきましたね。 その全てが大事で必要な事…

歌とダンスと

皿洗いの少年の日々刻々と変化し伸び行く 無限の伸びしろに感化され 老婆も歌を謳ってみてはどうかと 思うようになっていきました 試しにロッキングチェアーの揺れに合わせ ささやかに歌い やがて背もたれから体を起こして 声を膨らませ いつしかロッキング…

皿洗いの少年の歌

昔々、皿洗いの少年が洗い場に立って 毎日謳う歌を聴いているうちに 少年の夢を叶えたい想いが 老婆に芽生えていったのでした 少年の喜怒哀楽に富んだたくさんの歌は 老婆にも数々の喜怒哀楽をもたらし 人生で最も濃密な年月を生み出していきます 少年の愛の…

二人の老婆

年老いた老婆には 自分の手で果たしたい役割が二つありました 痛々しいほど己に問い続けた後に意を決し、 大切なものを捨てて駆け出そうとする少年に 老婆の都合や心情を伝えて良いものか 悩み悩んで物言えず過ごした日々 ロッキングチェアーから転げ落ちた…

駆け出す少年

夢を追い今すぐにと駆け出した皿洗いの少年 待っておくれ 待っておくれ 老婆は今すぐには駆け出せない 老婆は今まだ動けない ロッキングチェアーから転げ落ちた老婆 少年の若い勢いに 圧倒され驚いてしまったのです 全てに巻き込まれ見失った己 駆け出すこと…

ロッキングチェアー

年老いた老婆はロッキングチェアーに腰を預け 皿洗いの少年が揚々と謳いながら 次々に皿を洗い上げていく姿を ユラリユラリと眺めてる 初めて少年を見かけた日から うちに眠る才能と情熱を訳もなく認め 老婆にとってのそれは 密かな宝物 少年は若いのだ 年老…

砂漠

手のひらサイズの薄っぺらい箱の中に広がる 乾き切った色のない砂漠 いつまでもここに居たくない もはやここに 私の真実はないの リアルには彩りがある リアルには笑顔がある リアルがいい リアルがいい 生の交流がある 生の心の温かさがある 生の声が聞こえ…

誤った自我忘却

何とかしなければと 他者の気持ちや状況ばかりを見つめるうち いつしか自分を耕すことを忘れ 向き合いもせず 自己主張する力も失せてしまったの そんな今、何かを判断するのは 違う気がするのです 時間が欲しい 時間が欲しい 一日 五日 十日 一月の如何程か…