Yumekoの花癒し

花との暮らし 花とポエム ショートエッセイ ほんわか日記 豊かな心よ花開け!

花とポエム

ジャスミン

寝室に立ち込める優しいジャスミンの香り ふわり ふわりと 寝室をぬけだし 階段をすべり降り 主人の帰りを癒そうとして待ち侘びる 日にち薬とよく言うけれど それは 刺激から自己を切り離して それぞれが己の世界観に埋没し 癒され、回復してゆくプロセス 己…

ここぞという時

冬の間、小さなつぼみを 少しずつ少しずつ成長させていった沈丁花は ここぞという時に至り、 花開き始めました 紅色のつぼみが白い花と咲く不思議に 想いを馳せつつ過ごす長い冬 沈丁花は粛々と準備を重ね ついに、 花としての華やぎの意思を示したのです 春…

花付きを良くしたいなら

花付きを良くしたいなら 植物を日当たりの良い場所に置きましょう 日光がよく当たるほど光合成が盛んになり 沢山の花を咲かせます これは人にも当てはまります。 たくさん笑いたいなら 温かな気分になれる環境を作りましょう 明るい雰囲気が笑顔を咲かせ さ…

幸せは種

幸せって、目に見えないけれど 種の形をしているらしいよ あなたが「しあわせだなぁ」と感じると ハートから種がポロンと 大地に落ちるんだって 日常にすわって幸せを感じてると あなたのまわりに 幸せが生んだ種がこぼれ落ちていって ささやかな庭をこしる…

砂漠

手のひらサイズの薄っぺらい箱の中に広がる 乾き切った色のない砂漠 いつまでもここに居たくない もはやここに 私の真実はないの リアルには彩りがある リアルには笑顔がある リアルがいい リアルがいい 生の交流がある 生の心の温かさがある 生の声が聞こえ…

誤った自我忘却

何とかしなければと 他者の気持ちや状況ばかりを見つめるうち いつしか自分を耕すことを忘れ 向き合いもせず 自己主張する力も失せてしまったの そんな今、何かを判断するのは 違う気がするのです 時間が欲しい 時間が欲しい 一日 五日 十日 一月の如何程か…

空白時間

人生に時折訪れる空白時間は 私ならではの「頑張った証」 持てる全ての力を出し切った後に編む 透明な時間 もはや強がりにさえなれず 主義でない弱音がポロリこぼれ けれど、 それをやっと自分に許せた安堵 弱音を吐くのは怖いよ 役立たずで嫌われちゃいそう…

コクーン

いつの間にか、 来週誰かと会う そんな些細な事さえプレッシャーに なっていて、 多くのそれらに長く耐え過ぎてた 他者に自己を捧げることは 自分らしくあり また、 自分らしくもなかったようで 今は 純白の繭の中 静かに眠る このままの私で そのままでいい

気配

何か、 肩に背負うものが軽くなった気配がして 呼吸が楽になる 愛してくれて ありがとう

解決策は、どこに

心というものは 自分自身でさえ計り知れない奥深いもので その奥に何が巣喰っているのか 把握しているようでいて 足枷の重さがどれ程なのか 体感済みのようでいて そうではないようで その正体の重さは それが露わになった時あらわれる涙が 秤りになるの 重…

冬の朝

何もみえない しぃんと静まり返った心を抱え 何か、 自分の全体を変えていかなければならない というところまで、 先ずはたどり着いた 冬の静かな朝

Slow Dancing

手遅れでなければ少し時間が欲しいと 言ってくれた貴方に ある意味ホッとしているの 私にも時間が必要だし およそ無理なことだったから 支離滅裂で破茶滅茶だった私なりに 真剣に譲れなかったたった一つは、 聡明な貴方が何らかの出口を見つけるのを 絶対に…

ひとつ

真空の新月が夜な夜な満ち 日に日に気分は良くなっているよ 君はどうだい? 結局のところ僕は ぶ厚い善人の皮を被った感情の猛獣だったんだ いくら隠し通しても終いには皮が剥がれ落ちる それが悪しきものであれ 愛であれ 無かったことにはならない それが感…

晴れ渡った夜空の日には

晴れ渡った夜空の日には 僕は君を想うよ そしてこう言いたいんだ 遠回りでも構わないから 僕のところに帰っておいで 君の故郷で待っているから 晴れ渡った夜空の日には 布団に潜り込んでも 相変わらず 僕も眠れずにいるよ 頭の中は君のことばかり 多分 君は…

信じ合えばこその夢

鏡を覗き込み、その瞳に微笑みかける 夢を少しも笑ってなんかいないよ 不可能とも思ってないわ 後ろ向きの記憶に用はないし 夢について考えているからこそ 毎日鏡の中のもう一人の私を 見つめ続けてここにいるの 私の事が信じられない? 言葉の中に存在して…

思い残し

この世に最も残してならないものは ああすれば良かった。 こうしたかった。 という思い残し まだやれる可能性があるのなら やれるだけの事をやってみて 後引く気持ちがあるのなら 引っ張られなくなるまで手放さないで 満たされたと思えるまで 大切な宝物をし…

綿毛

いよいよ決心をして フーっ!と勢いよく息を吹きかけたら たんぽぽの綿毛が一気に空へ舞い上がったよ たくさんのたくさんの 嬉しかった思い出 楽しかった思い出 キラキラの思い出 ケンカした思い出 なみだした思い出 いっぱいのいっぱいの 陽の光を受けて風…

禁句

ダメよ! そのNGワードに触れないで 平気な筈がないでしょう? その超NGワードに触れないで 仕舞い込んだ感情が堰を切って溢れ出す 終わりの無い未解決事項 理性と理屈で固めた気丈さが崩れ落ちて 隠れて泣き腫らす日々が一瞬で戻ってしまうわ ダメよ! その…

パラリン ポロン

パラン パラン ポロン パララン パラリン ポロロン のどに胸にあちこちに つっかえていた想いがポロリン パラン パラン ポロン パララン パラリン ポロロン 心に気持ちにあちこちに 押し込めていた言葉がパラロン 伝えられず秘められてきたもの達が こぼれ落…

潮時

結んだ手の握りが緩んだのを感じて 私はゆるりと手を解く 長い時をかけて鍵を引き渡し終え 彼の行く道はすでに一本道 私は役割を果たしたのを知りました 言葉の素晴らしさを私達は味わって 言葉が魅せる夢も 言葉の嘘も私達は味わって もう追いかけてはいけ…

貴方と私が出逢った時 その余りにも美しい心によって 閉ざされていた扉の鍵を受け取って しっかりと鍵穴に差し込んでくれましたね ご両親が贈ってくれた最高のプレゼント それは、貴方の命 それは、貴方の人生 それは、貴方の個性 それは、貴方のパワー 思い…

特別な実りの秋

我が家のオモトが緑色の葉の間から華やかなオレンジ色の実を覗かせています♬ アケビ、ザクロ、オモト達が今年は今まで見る事がなかったほど豊かに実る様子に思わずしんみりジンワリする秋の終わり。 溢れる涙は深く透き通った喜びの涙 秋の実りの実の中に幾…

解決できるチカラ

まるで悩むために生まれてきたみたいに毎日悩んだり不満に苦しむ後姿を見ていたら心配せずにいられないの。 元気を取り戻して欲しくっておせっかいばかりしてしまう。助けて!って声が聞こえる様でどうしたらいいんだろうっていっぱい考えちゃう。 代わりに…

イライラしてしまうのは

ついついイライラしてしまうのは 自分が悪いのではなくて、 お腹が空いているからかも 眠気を我慢しているからかも 曇った陰気な空のせいかも ついついイライラしてしまうのは 自分がいけないのではなくて、 疲れが溜まっているからかも ストレスを感じやす…

Trust me / I believe in you

Trust me, Trust me. Trust me のセリフが上手に言えたかじゃなくて 私の振る舞いを見つめていてね Trust me, Trust me. 視界を曇らせていた色メガネが外れたの 青空はその言葉の通りに青かった Trust me, Trust me. 一息ついても心配ないからね 変わらない…

もがいた先に見つけたもの

仲間と乗り越えようとしてる壁が超高いだけ 勇気が足りないのでは無かったのです 一緒に取り組んでる問題が超難問なだけ 努力の仕方の問題では無かったのです 動き出す決定打に至るまで時間が必要なだけ 優柔不断に迷っているのでは無かったのです 気持ちを…

頑張るあなたへ

毎日お仕事頑張っていてとっても素敵だよ 大活躍している姿見るたびに憧れちゃう 内に秘めていた才能に胸ときめくの そんなあなたが 眠る姿にもアタシは見惚れてしまうのよ 無防備な寝顔に こっそり名前で呼びかけると ムニャムニャ言いながら寝返りを打つあ…

この上ない幸せ

物やお小遣いをもらうのよりも嬉しい 「真心」のプレゼント つたない話に耳を傾けて 理解しようと努めてくれたり 弱さを受け止めて励まし 自信をつけさせてくれたり 泣いていいよとそばに居てくれたり お金で買うことも偽ることも出来ない 「真心」のプレゼ…

冒険心

未完成のまま 未来まで描いたシルエットが 僕らをすかんぴんにしても 最後まで仲間と一緒に笑っていようよ 心も体もカチカチに固まって 世間様の正しいとおっしゃる道を お利口さんして歩くより 何が起こるかわからないデコボコ道を 選んでみたらやってやる…

花瓶で生きるためにアイビーは

あなたの頑張りを認めている人は必ずいて あなたの我慢が報われる日を信じている人もいて 流した涙を拭ってあげたいのにと 届かない手を伸ばそうとする人もいて 生き続ける限り思うように動けない日が 終わらないなんて有り得ないよ 風が船の帆を膨らませる…